平成30年度三浦商工会議所青年部会長所信

「共存共栄」

~助け合い、共に栄える未来を目指して~

 商工会議所青年部とは何か、人によって答えは違うと思いますが私は社会人の学び舎であると考えています。商工会議所青年部には多くの若者がそれぞれの目的を持って集います。その活動は多岐にわたり、これが正解というものがありません。ある人は仲間やビジネスマッチングを求め、またある人は自己研鑽に勤しむ目的で、またある人は地元への貢献を考えて青年部に入会します。その全ての活動が青年部として正解であり、答えとなります。商工会議所青年部は人と触れ合い、社会人としての教養を学び、そしてそれを活かして前向きな気持ちで社会に貢献する組織だからです。

三浦市の人口は現在約四万四千人、年に二%ずつ減少しておりそれは今も続いています。我々青年部会員の殆どは三浦で暮らし、或いは三浦で仕事をしています。きっとこれからも三浦で生きていくでしょう。その私達が三浦の未来に無関心であるならば一体他の誰が街づくりをしてくれるのか。十年後、二十年後、子供たちの声が聞こえない・人の居ない三浦の街並みなど誰も見たくは無い筈です。私達が何もしなければそのツケを払うことになるのは私達の子供や孫の世代です。これは三浦に暮らす皆の問題であります。三浦の街づくり、誰かがやらなければならないのならばそれは三浦に住まう私達の使命であり、いつかやらなければならないのならばそれは今を於いて他にありません。私達一人ひとりの力は弱く、糸の様に細いかもしれません。しかし集まり寄り添えば力強い綱となります。我々がアイデアを出し合い、協力すれば希望は行動を伴って現実となります。三浦商工会議所青年部は発足して以来三十七年、様々な事業や研修を通じて地域に貢献をして来ました。私達は先達が残してくれた偉業と意思を継承し、また新しい一歩を踏み出さねばなりません。

平成三十年度三浦商工会議所青年部所信を私は互助の精神を持って皆で協力し合い、共に三浦の明るい未来を目指す願いを込めて「共存共栄」とさせていただきました。これはパナソニック創始者、松下幸之助が商売の基本として、また日本人の美徳として好んで使った言葉だそうです。自分だけの利益を考えず、人を助け、人と協力して生きていけばその恩恵は必ず自分にも還ってくると説いたものです。

青年部活動を通じて三浦に貢献する。口で言うのは容易いですがそこには様々な困難があります。活動を続けるにはお金も時間も掛かります。苦労もするし時には恥をかくこともあります。しかし掛けた労力に見合った恩恵は必ず得られると私はこの青年部活動の中で学びました。高いハードルを自らに課し、それを乗り越えた時に初めて人は成長出来るからです。

私達が事業や研修を通じ、三浦に蒔いた希望の種が何時芽吹くのか、それは誰にも分りません。しかし、ここに集える青年部会員が想いを一つとして活動を行えば三浦の春は遠くありません。私達は力を合わせ、共存共栄の精神で三浦の未来を目指し、青年部活動に尽力して参ります。

平成30年度

三浦商工会議所青年部

会 長  篠田文隆