
一円融合
〜 つながる未来の為の結束 〜
受け継いだ 徳 に感謝。今を生きる日本人として至誠と責任を持ち仲間と共に次世代へとつなぐ三浦商工会議所青年部は青年経営者の職能の向上と共に、各企業の振興を図り、会員相互の親睦と連携を目的に昭和57年創立から多くの三浦地域を愛する先輩方と共に歩んできました。
ちょうど昭和57年生まれの私と同期となる三浦YEGに縁を感じます、この融合も三浦YEGに携わってくれた方々と先輩方から受け継いだ徳であり未来であることを感謝しています。
私は神奈川県横須賀市長沢に生まれ、工業製品や乗り物好きから精密機械加工会社の社員として働き、当時はおかげさまで妻子にも恵まれ平凡ですが生活に不自由はなく暮らしていました。その中で日進月歩で育つ子供に比べ、同じ日々を繰り返す自分に、成長の減速が感じられ、自分で決断し責任のある人生を生きようと三浦三崎にて宿屋RSD villageを起業しました。
安定を手放し起業し生活することは、もちろん大変な事ばかりですが、私は問題や不具合の解決方法を知っています。それは、信用と信頼のある仲間に頼ること、自分だけでは越えられない「難しい」を仲間と楽しみながら進む事で何度も解決してきました。
人は皆、違いがあって当たり前です。自分の得意を推譲し、不得意を開示し頼ると、信用信頼が生まれます。子供=未来 と捉え、4人の子供たちに負けぬよう成長し続ける親として、天理(自然の摂理)と人道を意識し、事実と真実の違いをよく調べ、何事も自分で見て自分で感じ自分で考え行動する生き方を実践しています。
世界では、戦争や貧困、大規模災害、食糧危機と経済優先の人道が招いた自然との歪みが顕著に現れ、開示された真実と事実を見極めて個人が責任を持ち生きていく時代となりました。真実とは人の解釈が入るので嘘ではないのですが事実、事象とズレてしまうことがあります。自分で実際に興味を持ち調べることが解決の糸口になると考えています。
三浦YEGは現在会員数20数名ですが、経営者として活躍している異業種の精鋭たちが知恵を共有して結束し、それぞれの受け継いだ徳を持ち、未来を築いて行くことに希望を抱いています。
令和3年「つながり」〜新たな10年にむかって〜
令和4年「新たな一歩」
三冨由貴会長年度から任せていただいた長野県須坂YEGとの交流事業を立ち上げ、海の三浦と山の須坂異なる文化の結束に向けて新たな一歩を踏み出させていただきました。
令和5年「LIVE IT UP! MIURA YEG!!」〜行動こそが未来を拓く〜
長く続いた三浦出身の会長から三浦YEGとして大きな転換となる市外出身の会長、三本成吾会長年度副会長として携わった三浦海岸ビーチクリーンエクストリームでは、環境問題、観光資源の模索、他団体交流と複合的な事業から行動が未来を拓く経験をいただきました。
令和6年「Take it easy」〜またね、で繋がる人や町を紡いで〜
高橋洋平会長年度 副会長二年目 須坂YEG40周年記念式典にて正式な姉妹YEG協定を結び調印式と大漁旗の交換を行い、人や町を紡いで仲間として須坂YEGとの経済交流へと発展しました。どの事業も三浦YEGの受け継がれた徳と仲間の結束が無ければ成し得ない経験でした。
事業を通して自分や仲間の特性を理解し信用信頼を築くことができる学びの多い三浦YEGの発展を願い令和7年度三浦YEGスローガン「一円融合」〜つながる未来の為の結束〜 を徳の循環を主軸に掲げさせていただきました。
すべての自然や人は助け合い兼ね合って生きている。
自然の道理と共生して人間としての対応を工夫する。それぞれの役割を理解して至誠を持ち、日々、知を使い勤労し、分度を守り、多くの推譲を行う事を手本に、徳を受け継ぎ徳を持つと、人が集まり経済活動が活性化する、そして安心安全な暮らしから生まれる、人道の徳の伝承に責任と感謝を持つと未来へとつながる。
徳の循環を起こすための具体的な計画は、
・徳への感謝を循環するために卒業生とのつながりを強化します。
・商工会議所本会との合同事業 を積極的に行い今一度、感謝のつながりを強めます。
・他活動団体とのつながりを精力的に構築します。
役員の責任意識を高め単会の会員増強に力をいれて、 一円融合 つながる未来の為の結束を実現させる所存です。
三浦商工会議所青年部がより多くの信用信頼、ご支援を賜りますよう活動していきます。安心安全を繋げてより良い三浦地域をめざして、一円融合で共に未来を切り拓いて行きましょう。
澤田 隆治