三浦YEGの面々

青い空、青い海、そして緑の大地に毒された個性派集団。
 よそ者を受け入れない独特の性質はどんな事業展開をするにつけても顔をのぞかせるが、
ひとたび心を開くと朝まで相手を帰さない程のなれなれしさを発揮する。
 会議と雑談の区別がつく人間は1人もいず、開会のあいさつと閉会のあいさつ以外は誰も聞いていないのが通常である。
 定時総会はほとんどの場合、前段に召集された理事会とまったく同じメンバーでおこなわれ、出席した理事は同じ会議を連続して二度開くことに何の疑問も抱いてはいけないことになっている。ただサロンが始まると、気づかぬうちにどこからともなくメンバーが湧き出てくるという、奇妙な忍術を使う人間がそろっていることがせめてもの救いであろうか。
 また、事業計画という名の空想遊びが大好きで、出来もしない企画を肴に盛大に飲み会をおこなったと思えば、そのほとんどがお蔵入りになるというのがいつものパターンであ
る。
 お蔵入り(別名を期限無しの継続事業ともいう)になった最近の主な企画を紹介すると「まぐろの開き(干物)でギネスに申請、「城ヶ島大橋からバンジージャンプ」、「海の見える仮設ドライブインシアターでタイタニック上映」、「三浦の屋号グッズで大もうけ」、「西暦2000年記念、横須賀・三浦の市境砂浜で2,000人の綱引き大会」、などである。その他、細かいことまでここで紹介すると、きりがないので悪しからず。
 逆に、安請け合いすることが得意技。人に頼まれるとNOとは言えない日本人らしさを随所にフル稼動させ、あとで泣きをみることも活動のひとつである。
 「仕事の鬼」事務局による煽動は年々激しさを増し、影の支配者として君臨する姿が板についてきている今日この頃であるが、おだてると木に登るその性格の有効利用方法を会員相互で情報交換し、最近では空を飛んでいる姿もよく目にする程、好ましい状態と言える。
 近年の次年度会長選びは主にキャバクラでおこなわれ、女子を含めた満場一致の本人快諾で滞りなく決定されている。ただし次の日には本人の正確な記憶は闇の中に葬り去られた状態であり、その他大勢のいい加減な記憶が決定権を持っているだけに過ぎないということを言及しなければならない。
 このような素晴らしい信頼関係の中で、仕事を押し付けあうことを責任感と考え、何でも最後まで徹底して誰かにやらせてしまう気概を持っている限り、我が三浦YEGは永遠に不滅であろうと強く思う次第であり、いつか大きなことを成し遂げるであろうと心より期待するものである。


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